３年過ぎて思うこと。

このブログを始めて３年３ヶ月になります。
タイに来て３年４ヶ月。
始めて文章だけでブログ更新をします。

３年４ヶ月前、日本での生活に区切りを付け渡タイ。
範子にも頭を下げ、ソムくんにも長時間飛行機にたえてもらい、やってきました。

タイに携わっていたとはいえ、タイレストランのしがないタイ語しかわからず。
実際、最初はポ〜ンと現場に投げ込まれ、四苦八苦でした。

当時、範子はタイ語はできないけど英語ができる。範子の周りのスタッフは日本人がいる。でも、僕は英語もできないし、タイ人のみ。タイ語オンリーの世界。

最初の２ヶ月、帰りたくて帰りたくてしょうがなかった。
休みも全然楽しくない。日本語が恋しい。東京が恋しい。泣いたりもした。

試行錯誤、自分の中で戦った。このままでは帰れない。
日本のみんなは早く帰ってこいよと声をかけてくれる。
タイ語も、FUJIも、実はタイのこと自体をわかってない自分がいた。

一年目、たくさんの友達が会いに来てくれた。
無事に初めての休暇帰国もすることができた。

そして赤服。
僕のタイ人生の大きな分岐点。

３ヶ月の赤服騒動が終わってみると、タイ語を理解していた。

１年半経って初めてタイが楽しくなっていた。

１年１回の帰国も全然楽しみじゃなくなり、国内旅行とかしたくなってる自分がいた。

今日本人は１０人以上いる。１人を除いてみんな１年以上タイに住んでいる。

でも、タイ語ができない。『しゃべるようになりたい』とは言うが、僕から言わせてもらえば『でも、覚えようとしない』。タイをなめてる。

タイに来た当初、タイ語のことでガミガミ言われた先輩に『タイ語はダントツにうまい。誰も今は誠さんに勝てないでしょ。環境とかの問題もあるだろうけどよくここまでしゃべれるようになったよね、すごいよ』と言われたとき、心の底から嬉しかった。

僕ももう３８歳。このままタイに残るか、将来、子供、老後を考え、日本に帰るか。

決断を本気でしなくてはいけない歳になった。

でも、考えても考えても答えが出ない。

タイ語を生かしたい。このままタイにいよう。頑張ろう！とは思うが将来は不安である。



今、やっと心が決まりそうな感じがする。
僕のことだから、すぐコロコロ変わりそうだけど、今回はそういう時間はない。
４０歳まで２年切ったんだから。

範子とソムくん。あとまだ見ぬ将来の二人の子供。

家族がいれば。


心からそう思う。

負けない。負けない。


今は毎日、自分に言い聞かせている。